地域プロジェクトの「人がいない」問題は、参加者不足ではなく場の設計者不足である。コンセプト・手順・成果物・座組の設計を通じて、表現・思考の型・組織の3層で研磨が起きる条件を整えることが鍵となる。
地域のコンセプトとは、資源に基づく独自性を判断基準として使える形に言語化したもの。キャッチコピーやビジョンとの違い、機能する条件、よくある失敗の構造を整理する。
作用とは、有限な存在が、有限な環境の中で、経験を動かす働きの型です。資源に作用が働くことで、その内に眠る力が引き出されます。文化の力フレームでは、作用を7つの類型に分類します。
雪国観光圏が実践してきたブランディングの手順はシンプルです。この記事では、その手順を他の地域でも再現性のある形になるように意識してまとめてみました。
分析と設計で止まらないために。述語人材論は「誰が」より「何を起こすか」に注目し、役割と条件の配置で作用を立ち上げる仮説です。
『雪と旅』を毎号つくり続ける編集会議は、コンセプトを言い換え、削って残し、また確かめる場でもあります。持続するブランディングを、どうやって地域の中に根づかせるのか。雪国観光圏の実践から、その仕組みを紹介します。
文化は人を惹きつける見えない力だと捉え、その正体を歴史・技術・関係・環境・知の5つの力と、資源×作用(反復・再生・研磨・共創・適応・翻訳・異和)の構造として観測する「文化の力フレーム」。地域・企業・プロジェクトが、足もとの文化を未来の力へと編み直すための実践的ツールとして提案します。
翻訳作用とは、異なる制度・文化・専門領域のあいだで、価値や知識を行き来させる働きです。背景の異なる体系どうしを照らし合わせ、相互に理解できる構造や表現へと置き換えます。文化の力フレームでは、翻訳作用を、諸力を連関させたり、資源を知の力へ転換したりする際の主要な働きとして位置づけます。