関係資源とは、まだ安定した関係が成立していないものの、将来の結びつきの芽がすでに存在している状態を指します。その芽には、協働や共在へと開く潜在的な力が埋め込まれています。それは、他者とのあいだに緩やかな関心・距離・時間が生まれ、明確な意図や制度を伴わずに、人と人、人と場が互いに開かれている状態です。
環境資源とは、人の活動を成り立たせる空間的・自然的・社会的な条件を指します。地形や気候といった自然環境に加え、土地の利用、道路や水路などの基盤、制度や慣習といった社会的な枠組みも含まれます。これらは主体の意思では動かしにくい外在的な前提条件であり、その内部には、風土や場所性がもつ潜在的な力が埋め込まれています。