人々の営みにおける与件
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1. 概要
資源とは、人々の営みにおける与件である。それらは当たり前のものとしてあり、作用が働きかけることで動き出す。文化の力フレームでは、資源を5つの類型に分類する。技術資源、環境資源、歴史資源、関係資源、知的資源である。
2. 有限性との対応
これらの資源は、私たちの有限性と関係している。技術は身体の有限性、環境は空間の有限性、歴史は時間の有限性、関係はつながりの有限性、知は認識の有限性に対応する。
3. 5つの資源
| 資源 | 有限性 | 概要定義 |
| 技術資源 | 身体の有限性 | 生活や生産の中で培われ、共有・継承されてきた手技・作法・工程・判断からなる実践知 |
| 環境資源 | 空間の有限性 | 人の活動を成り立たせる空間的・自然的・社会的な条件 |
| 歴史資源 | 時間の有限性 | 時間の中で蓄積されてきた人々の営み・記憶・制度・物語 |
| 関係資源 | つながりの有限性 | まだ安定した関係が成立していないものの、将来の結びつきの芽がすでに存在している状態 |
| 知的資源 | 認識の有限性 | 人々が世界をどのように理解し、価値づけるかを支える思考の基盤 |